日本国内を走る自動車は登録を受けなければ、原則走行出来ないことになっています。
その自動車登録の役割には、「所有権の公証」という民事登録と、「自動車の保有実態の把握」という行政登録の二つの意味があります。
民事登録
所有権を公証し、第三者対抗要件を与えることにより、ユーザーの所有権を保護し、車についての法的安定性を確保することができます。これを基準に、自動車の流通の安定と円滑化が図られています。
行政登録
ナンバープレートを交付し、自動車の識別を可能にすると同時に、個々の自動車の保有実態を行政的に把握することができます